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日本の手のこぎり

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日本の手のこぎりは、主に日本において木造建築や木工の場面などで使用されています。伝統を感じさせてくれるような形態となっており、のこぎりを押すことで材料を切ることができる押ノコと呼ばれるものヨーロッパのものとは異なります。日本は引くことで切断することができるものを採用していて、これは引きノコと言うものです。刃の部分がとても薄く、効率的に狭い切り口で切ることができるということが大きな特徴です。優れたメリットを持っている反面、引く動作を行うときに体重をかけるといくことが大変だという側面を持ち合わせています。

日本で製造されているのこぎりですが、日本国内だけに留まらず世界各国でも幅広く使用されています。輸出も活発に行われていて、その産地はのこぎりの生産で有名な兵庫県の三木市というところの近くに位置している神戸港です。輸出をする割合の高い国はアメリカ合衆国であり、そこを中心として最近ではヨーロッパなどにも輸出の幅を広げつつあります。

一言で日本の手のこぎりと言っても、種類は様々で特徴なども違ってきます。胴付鋸は刃がついていない背にあたる部分が背金で強化されているタイプの片刃型です。両刃は大工の仕事現場で主に用いられているもので、片側だけではなく両側に刃がついています。片方は木目の部分を横切って切るタイプの横目用であり、もう片方は木目に対して平行に切っていく縦目用が採用されています。畦挽は両刃のこぎりの一種で小型です。角から木材を切り込むのではなく、平面における表面から切り込むようになっています。半月状のようなカーブを描いていて、平らな面であればどこからでも切り込みをすることが可能です。回し引きは細い形をしたのこぎりとなっていて、曲がっている部分を切るのに適しています。ヨーロッパでもこのような形のものが採用されていて、Keyhole sawと呼ばれています。替え刃は着脱することができる刃を持つのこぎりです。

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