世界中に50種類以上あると言われているブルーオニオンですが、
その中でも特に有名な物を「世界三大ブルーオニオン」と呼びます。
一般的には「マイセン」「フッチェンロイター」「カールスバード」がその3つと言われています。

マイセン

言わずと知れた「マイセン」がオリジナルですが、
1739年に絵付師クレッチマーがデザインしたものです。

まるで印刷のように見える精巧なパターンですが、
これは熟練の職人が一つ一つハンドペイントで描いています。

人気のあまり類似品や模造品が多く出回ったため、
1985年からブランドを守るために、
ソーサーの中心に描かれている竹の図柄の根元に
双剣マークが描かれるようになりました。

カップもソーサーも正円形ではなく所々に突起のある形が特徴的ですが、
この突起が欠けたりしやすいのでアンティークなどを購入する場合は、
この突起部分を指で丁寧になぞり欠けたりしていないか確かめることが重要です。

フッチェンロイター

フッチェンロイターのブルーオニオンはマイセンにそっくりな絵柄ですが、
これは1926年に正式にマイセンよりパターンを譲ってもらい独自の製法と
ハンドペイントにより、丁寧に描いているからです。

フッチェンロイター製品には双剣マークが無いので
マイセンと見分けることは簡単です。

またフッチェンロイターは、このオニオン柄に金彩を加えてデザインした
「ブルーオニオンプレミアム」というシリーズも出しています。

これはフッチェンロイターのオリジナルになります。

カールスバード

カールスバードのブルーオニオンは、
こちらもマイセンとパターンはそっくりですが、
図柄が全体的に丸みを帯びています。

色も他の二つに比べるととても濃いブルーなので、
よく見ると見分けることは可能です。

世界三大ブルーオニオンの中では一番お求めやすい価格となっており、
食器洗い乾燥機や電子レンジにも対応しているため、
普段使いで楽しみたい方に人気があります。

チェコにあるチェスキー・ポルツェラン社の
ドゥビー工場で製造しているので、
ドゥビーの頭文字「D」の刻印が付いています。